金券ショップに売れるカード型ギフト券は？

最近よく見かけるカード型のギフトカードですが、金券ショップには売れないと思っている方もいらっしゃいますが、カードの種類によっては、金券ショップで買い取ってもらえるものもあります。この記事では、金券ショップで買い取ってもらえるカード型ギフト券の紹介をします。

カード型ギフトカードとは

最近よく見かけるのがプラスティックカード型のギフトカードです。発行するのが簡単なので、さまざまな業種のショップで販売されるようになりました。また、レジを通さないと残高が有効にならないので、コンビニの目立つ場所にディスプレイされているのも特徴です。（盗まれても、紙の商品券ほど問題にならない。）

金券ショップに売れるプラカード型ギフトカードとは？

実は、金券ショップでもカード型のギフトカードを買い取ってもらえることがあります。買い取ってもらえるのは、ずはり、「インターネットで残高が確認できるタイプのカード」です。残高の確認ができないと金券ショップとしても買取のしようがありませんが、残高の確認できるタイプなら、店頭で残高を確認して買い取ってもらえます。

たとえば、以下のカードはホームページから、カードの番号を入力するだけで残高照会ができます。

• 百貨店ギフトカード Amexと百貨店協会が共同で発行しているデパートのギフト券
• スターバックスカード
• Lush ギフトカード ナチュラルソープのショップ

買い取ってもらえないもの

残高の確認ができないものは金券ショップに買い取ってもらうことは不可能です。有名なものでは、Amazonギフトカードや楽天ギフトカードは、残高を確認すると同時に、残高が登録されてしまいます。つまり、「登録せずに残高だけを見る」ということができません。また、IKEAギフトカードは、店頭のレジに問い合わせるか、カスタマーセンターに電話しないと確認することはできません。こういったタイプのカードは買い取ってもらえません。

少し使ったカードは？

ちょっとだけ使ってしまったため、残高が中途半端になってしまったものもあると思います。チケットショップフナキの店舗で聞いたところ端数でも買い取ってもらえるとのことでした。このあたりは、ショップによっても対応が違います。

買取りしてもらえる金券ショップはまだ少ない

というわけで、残高のわかるカードは買い取ってもらえる可能性はありますが、カードの種類が無数にある点や、店員がネットで残高を確認する必要があるといった点から、金券ショップとしても買取りのハードルは、まだまだ高いのが実情です。大黒屋やフナキのような大手の金券ショップを中心に買取が始まっていますが、どのカードでも、どこでも売れるというわけではありません。また、百貨店ギフトカードやスタバカードのような有名なカードしか取り扱わない金券ショップのほうが多いです

買取率も低め

残念なことに、紙の商品券と比べると、プラスティックのギフトカードは買取率が低いです。たとえば、有名な金券ショップの大黒屋ではスターバックスカードは70%～80%程度の買取率。ということは、もっと知名度の低いギフトカードはもっと低いレートになることでしょう。

これは、紙だから、プラスティックカードだからというわけではなく、プラスティックカードのギフトカードは、利用店舗が限られているものが多いためです。また、カードによっては定期的に残高確認をしないと無効になってしまうものもあります。どこでも使えるJCBギフトカードと比べ、スターバックスでしか使えないスタバカードの買取率が低いのは当然と言えば当然です。

また、かなりの百貨店で利用可能な百貨店ギフトカードでも、紙の「全国百貨店共通商品券」に比べると人気や認知度に劣るため、買い取り価格が安くなります。

まとめ。売るのは、どうしても使わないときだけ

最近はプラスティックカード型のギフトカードが増えているので、徐々に金券ショップでも対応してくれるようになっています。しかし、他の商品券と比べると買い取り額がとても低いです。自分で使えば1000円分の商品と交換できるのに、現金化するとたった700円です。

プラスティックギフトカードは、利用可能店舗が限られているため「もらったけど、どうしても自分では使わない」という場合が出てきやすいのも事実。そういった場合には、金券ショップで現金化するのも選択肢のひとつでしょう。