2015年:横浜市のプレミアム商品券 お得な使い方まとめ
公開日: 最終更新日:2016/11/12
2015年、横浜市でもプレミアム商品券が発行される予定です。横浜市のプレミアム商品券について、「どこで買えるか、どこで使えるか、どれぐらいお得なの?」といった情報をまとめました。随時、最新の情報に更新しますので、定期的にご覧ください。
プレミアム商品券の概要
まずは、横浜市で発行されるプレミアム商品券の概要です。こちらが8月に発行された横浜市のプレミアム商品券です。我が家では30冊入手できました。
公式サイトはこちら
いくらぶんの商品券がでる?
1冊1万円で1万2000円分。
発行総額と申し込み方法
発行冊数は全部で85万冊(総額約85億円分)だけです。多いように思えますが、なにしろ、横浜市の人口が368万人なので、一人一冊も買えません。すぐに完売することが予想されます。
申し込みは6月19日から。インターネットや郵送で申し込みができる予定です。ひとり10冊までですが、応募多数の場合は一人5冊までだそうです。ほしい方は、早めに応募しましょう。
利用期間
8月から12月末までです。期間が短く、有効期限をすぎてしまうと紙くずですから、忘れないうちに早めにつかったほうがよいでしょう。期間が短いのは、政府の予算が2015年の1年だけの事業だからです。また、プレミアム商品券のプレミアム分は、横浜市から商店に支払われるため、2016年の1-3月は事務作業の期間ということになります。
どこで使えるの?
商品券12000円の内訳は、1000円券が11枚と500円券が2枚です。
500円券は商店街連合会加盟店(約1万1千店)でのみ利用可能。1000円券は、商店街以外でも、プレミアム商品券利用店として参加のある商店・ショッピングセンターで利用可能ですが、どのようなショップが参加するかは未定です。(現在募集・取りまとめ中と思われます。)
近所の商店街が参加しているかどうか確認するとよいです。横浜市の場合、伊勢崎モールや元町商店街のような有名な大規模商店街もありますが、多くの市民が使うのは、近所の駅前にあるこじんまりとした商店街になると思います。市内の商店街であれば、たいていの商店街が加盟しているので、近所で使えるところがなくて困る、という方はあまりいないでしょう。
横浜市のプレミアム商品券は、どうやって使うのがお得?
横浜市でのプレミアム商品券のお得な使い方を考えて見ましょう。
どれぐらいお得なのか
他の市町村でたまにあるように、横浜市の商品券は、一人でを大量に買占めるということはできなさそうです。できるだけ平等にしなければいけないということで、市が制限をつけるのは仕方ないことですが、商品券を入手する側にしてみれば1冊あたり1万2千円。日常生活をしていればすぐに使い切ってしまう金額です。
また、勘違いしやすい点ですが、20%のプレミア付きというのは2割引でないという点にも注意が必要です。実際には10000÷12000円で、16%引きです。2割引なら買うけど15%引きなら買わない、というものを買ってはいけません。
賢い使い方は?
「大きく得するわけではない」ということなので、横浜市のプレミアム商品券は、「たかだか2000円ほどもらえる還付金」と思って使うのが正しいです。
普段使わない商店街の店舗にわざわざ行くよりは、美容室・散髪・米屋・八百屋など、普段から使っている商店で、いつもどおり生活費として使うのが、お得な方法でしょう。商品券が無かったら買わなかったものを、わざわざ買うのは無駄遣いです。(経済効果を期待しておられる方には申し訳ないですが、2000円もらえるだけなのです。無駄遣いしては本末転倒です。)
商店街で買うより大型店で割引されたものを買うほうがよっぽどお得な場合もあります。そんなわけで、書店など「どこで買っても定価でしか買えないもの」を買うというのもプレミアム商品券の正しい使い方と言えます。
ほとんどの大型ショッピングセンターで使える(8/21追記)
8月になり、利用可能店舗がほとんど出揃いましたが、横浜市内にあるほとんどの大型ショッピングセンターでプレミアム商品券が使えるようになります。というわけで、プレミアム商品券の使い道が見つからない問題は、ほぼ解消です。無印良品、ABCマート、ユニクロといったメジャーなテナントも、もちろん利用可能です。
- みなとみらいエリア:マークイズ、横浜赤レンガ倉庫、ワールドポーターズ、コレットマーレ、ベイクォーター
- 横浜駅前:ルミネ横浜、ポルタ、モアーズ、ジョイナス
- ららぽーと横浜、港北東急、トレッサ横浜、日吉東急、新横浜キュービックプラザ
- 三井アウトレットパーク横浜ベイサイド
大型ショッピングセンターでプレミアム商品券を使う場合の注意点は2点。使えるのは1000円券だけで、500円券は使用不可。また、ららぽーと横浜のイトーヨーカドーでは使えないということです。イトーヨーカドーでも使えます。(8月追記)
IKEA港北でも利用可能
横浜市のプレミアム商品券は、IKEA港北でも利用可能です。使えるのは1000円券だけです。
まとめ
横浜市に限りませんが、2015年に発行されるプレミアム商品券は、一人当たりの購入可能金額からしても、発行総額からしても、「市民の生活を支援するための制度」というよりは「商店街の経済を活性化させるための制度」になってしまっているのが残念なところです。使う側からすると、あまり張り切ってつかうと無駄遣いで損してしまう、ちょっとだけうれしいクーポン券なので、その点を心得て使うと良いでしょう。
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