オリジナルデザインや写真入りで作れる商品券の一覧
公開日: 最終更新日:2015/03/18
イベント用、販促、優勝記念、結婚式記念品などで使えるオリジナルデザインの商品券・ギフトカードが作れる商品券の紹介です。作成費用や選び方のコツもご紹介します。
オリジナルデザインの商品券の使い方
オリジナルデザインの商品券は、アイデア次第で利用用途はさまざまに広がりますし、インパクトも強いです。会社で作る場合と個人で作る場合のポイントを紹介します。
法人(企業など)で使う
謝礼、販促、イベントでの配布など、お客様に商品券を配布する場合に、オリジナルデザインカードを使うと、お客様に強い印象を残すことができます。また、お客様に限らず、創立記念、上場記念、株主優待といった名目で関係者向けに作成されることも多いです。
企業でデザインカードを作成する際には、費用対効果について「本当に標準デザインのものではダメなのか?」「メッセージカードやラッピングで工夫できないのか?」といった点を検証したほうがよいでしょう。(個人的には株主優待でデザインカードを作る費用なんて無駄だと思いますが、世の中にはバブリーな会社があるものです・・・。)
なお、お詫びの品として贈る場合に、わざわざ社名を入れる必要はありません。
個人での利用
個人や小人数のグループでも「結婚式、卒業記念、ゴルフコンペの賞品、優勝記念、出場記念」など思い出や記念を残したいシーンでオリジナルデザインカードが使われます。
写真デザイン入りの記念品といえば、最近はワインやカタログギフトなどいろいろありますが、個人の好みに偏らない点や使い終わっても保存してもらえるという点では、記念商品券がおすすめです。ただし、サイズが小さく地味なのがデメリットです。
オリジナルデザインができる商品券
企業でも個人でもよく使われるオリジナルデザインカードの定番といえばクオカードと図書カードです。この2種類は、少ない枚数でも安価に注文できるインクジェットプリント版、大量作成する企業向けの高画質カード、文字入れだけのテンプレートなど、さまざまなニーズにこたえるサービスがあるのが特徴です。
また、もともとクオカードはコンビニなどで使え、もらった人が困らない、図書カードは教育的な用途に使われることが多く商品券としてのイメージが悪くない、という点からも無難な商品券です。
数枚だけでも作成しやすいカードは
図書カードの「クイックオーダー図書カード」、クオカードの「ハッピーメイドカード」は5枚から作成でき、手持ちの写真を使ってインターネットで注文できるので簡単です。ただし、これらは、インクジェット印刷なので、企業が大量に発注するようなオリジナルカードよりは画質が劣ります。また、インクジェット印刷の特性から、黒一色というようなコントラストの強い配色やべた塗り系のデザインは不向きです。(色ムラが出る。)
JTBトラベルギフト(カード型)もオリジナルデザインで作成できますが、そもそも「旅行券」なので、チャージ金額10000円以上と高額で、配布用に作るにはハードルが高いです。ただし、JTBギフトカードは1枚からデザインカードの作成が可能なので、退職祝いなどで特定の方に贈るのに向いています。
完全にオリジナルのデザインで作成できるもの
写真入りなどオリジナルのデザインができるカード型商品券の一覧です。最近はプラスティック製のギフトカードが増えています。作る際には、高画質のオフセット印刷か、比較的安価に作成でき写真入れなどに向いているインクジェット印刷の二種類がありますので、用途やデザイン柄にあった印刷方法か確認しておきましょう。
- クオカード
- 図書カード
- 高島屋ギフトカード(カード型)
- 近鉄ギフトカード(カード型、アベノハルカス本店のみ)
- JTBトラベルギフトカード
- マックカード
- テレホンカード
標準デザインに追加で印字できるもの
紙幣型は、完全にオリジナルのデザインにはできません。標準デザインに追加で印字する(オーバープリント)のが基本です。
- JCBギフトカード
(法人が大量に作成する場合に限り社名ロゴなど) - こども商品券
- ジェフグルメカード
(フリースペースに任意の画像を入れられる) - JTB旅行券
紙幣タイプのデザイン商品券が少ない理由
オリジナルのデザインで作れる紙幣タイプの商品券は少ないです。作れても「社名ロゴ入り」程度で、しかもかなりの枚数を発行する場合に限られます。というのもオリジナルデザインの券面には以下のようなデメリットがあるためです。
- 利用の際、店頭やレジで、使えるかどうかの確認に手間取る。
- 偽造券との見分けがつかない。
JCBギフトカードに、JTBのロゴが入った「JTBナイスギフト」という商品券がありますが、これですらレジ係の人に「これは当店では使えない」と言われることがあります。実際にはJCBギフトカードと同じものなのですが、何種類も存在する商品券を末端の店員にまで周知するのは困難です。
特に、利用可能店舗が何万店舗もある信販系ギフトカードの場合、券面デザインがさまざま存在すると、店舗への周知や確認が追いつかなくなってしまいます。
まとめ
お渡しする方に強い印象をもってもらえるオリジナルデザインの商品券・ギフトカードは、費用はかかりますが、記念品のような用途に適したカードです。作成にあたっては、予算と相談して決めましょう。
広告
広告
関連する記事
出産祝い・入園祝いに便利な西松屋ギフトカードの使い勝手をレポート
出産祝い、幼稚園保育園の入園祝いに使いやすいギフトカード、商品券にもさまざまな種類がありますが、赤ちゃん・幼児向けの衣類や日用品が何かと安く、赤ちゃん連れに人気の赤ちゃん用品チェーン店「西松屋」ギフト... 続きを読む
商品券で別の商品券を買う方法がある
財布に眠っている商品券で商品券を買う方法をご紹介します。一般的に、商品券で商品券を買うことはできないと思われていますし、実際、ほとんどできません。ですが、いくつかの例外があります。購入できる商品券が限... 続きを読む
楽天ポイントを商品券に交換するコツ
楽天での買い物や楽天カードで貯めた楽天ポイント。無駄なく使いたいものですが、楽天で欲しいものが無い、送料がかかるので楽天を使いたくないといったことから、ポイントを現金化したい場合もあります。楽天ポイン... 続きを読む
お祝いやプレゼントに便利なAmazonギフト券の贈り方・使い方
お祝いやプレゼントに気軽に使え、もらっても嬉しいAmazonギフト券の贈り方、使い方を紹介します。また、おしゃれに贈れるグリーティングカードやギフトボックスの選び方、コンビニでの買い方も紹介します。従... 続きを読む
ゴルフコンペの賞品や景品にぴったりの商品券の選び方
幹事の腕の見せ所。ゴルフコンペの賞品・景品に適した商品券の選び方を紹介します。ゴルフコンペの賞品は、カタログギフトやゴルフグッズなど幹事のアイデア次第でさまざまな賞品が考えられますが、ここでは定番の景... 続きを読む
商品券がもらえる「株主優待・株主総会お土産」のメリット・デメリット
クオカードや図書カードなどの商品券がもらえる株主優待のメリット・デメリットを紹介します。また、株主総会のお土産に商品券を配っている企業についても紹介。 株主優待に商品券を配る意味 株主優待と言... 続きを読む