日専連全国共通商品券の便利な使い方は？

商店組合のギフトカード。北海道と東北に強い地域商品券。

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日専連ギフト券は贈答品としてもらうよりは、日専連のクレジットカードを発行した時のキャンペーンやカード利用ポイントとの交換でもらうことが多いです。また、この商品券は知名度が低いので利用方法に困る方は少なくないです。クレジット系のギフトカードとしても、使い勝手に独特なところがあるので利用には注意が必要です。

日専連（にっせんれん）とは

日専連は、「商店街の共同組合」がクレジットカード事業を行うための信販会社です。これに加盟している地域の12社が発行している商品券が日専連ギフトカードで、どの会社から発行されたものでも利用可能店舗は同じです。商店組合の「日専連」自体が、なじみのある地域に偏りがある（東北や北海道、静岡、九州の一部）ため、知らない人はまったく知らない会社です。

発行会社により額面が違う

日専連ギフトカードは500円、1000円、5000円の3種類の券面がありますが、発行会社によって500円券や5000円券の取り扱いがない場合があります。購入した商品券は、その額面を取り扱っていない地域の加盟店でも使えます。

有効期限がある

この商品券の利用上の最大の注意点は有効期間があるということ。有効期限は発効日から5年間です。いただいた商品券を、たんすの中に眠らせてしまうと無駄になってしまいますので気をつけましょう。

利用可能店舗は？

基本的に北海道と東北エリア（と静岡）に強いです。それ以外のエリアでは利用可能店舗が極端に少ないので、それ以外のエリアに住む方やどこでも使いたい場合にはJCBなど他のギフトカードが良いでしょう。

使える店舗が都道府県ごとに違う

全国どこでも使えるスーパーマーケットなく、同じチェーン店でも都道府県によって商品券が使えたり使えなかったりします。例えば、北海道内のイトーヨーカドーでは、日専連ギフトカードは使えますが、他の都府県では、利用出来ません。これは、北海道の各店舗が日専連に加盟しているからです。全国どこの店舗でも使える百貨店・スーパーマーケットは、三越、西武百貨店、伊勢丹だけです。

すべての日専連加盟店で使えない

日専連加盟店だからといって商品券が使えるわけではないことにも注意です。例外的に岩手県・青森県の2県では、すべての日専連加盟店で利用可能です。（赤いマークが目印）。

日専連メロン商品券は宮城県内だけ

仙台の日専連（日専連ライフサービス）が発行している「日専連メロン商品券」は、「日専連全国共通商品券」とは利用可能店舗が違います。この商品券は、宮城県内でしか使うことができないローカル商品券です。

地域の商店で使える

商店街の組合なので、他のクレジットカード系商品券が使えないような地域の小売店で使えるのがメリットです。また、珍しいところとしては、青森県ではタクシーで利用可能です。

金券ショップでは安い

使える店舗が地域限定で少ない、有効期限がある、といった点から商品券としての価値は低く、換金率は他の商品券に比べ低いです。（９３％程度）また、有効期限の近いものは買い取ってもらえません。

自分が使いたいショップで利用できることがわかっている場合は、金券ショップで購入して利用すると安くで買い物をすることが出来る典型的な「中古お買い得商品券」です。

こんな用途に

北海道、東北エリアにお住まいの方向けの商品券です。

• 景品・粗品
• 入学・進級・卒業祝い
• ご出産、お誕生のお祝い

この商品券似た商品券

日専連ギフトカードにこだわりがなければ、使い勝手のいい他社のギフトカードを検討するのがよいです。（日専連の人もそういっていました･･･）

• クレジットカード系ギフトカード（VJA、UCなど）
• 贈答には、全国百貨店共通商品券も。

商品券基本情報