お米以外にも使える。おこめ券のお得な使い方まとめ。どうして440円券?

 最終更新日:2018/01/30
食品ギフト券

公開日:  最終更新日:2018/01/30

季節の贈答、景品、株主優待などで入手することが多いおこめ券。このページでは、おこめ券の便利な使い方をまとめました。「どこで使えるの?」「中途半端な440円だけど、どうやって支払う?」「お米にしか使えないのかな」といった疑問に答えます。「食べる量が少ない。自炊しないのでお米は買わない」という場合など、家におこめ券を余らせている方に便利なおこめ券有効活用ガイドです。

おこめ券とは?

全国共通おこめ券は、お米の流通団体(全米販)が発行している商品券で、お米の販売促進が目的で発行されています。お米といえば、もちろん、「日本の主食」なので、どんなシチュエーションでも失礼にならず配りやすい商品券として知られており、景品・粗品などで配布されることがよくあります。また、株主優待におこめ券を配布している企業は30社以上にもなります。そんなわけで、一度は手にしたことがある人は多いです。ちなみに農協が販売する「全農おこめギフト券」もありますが、全国共通おこめ券と比べると利用可能店舗が少ないです。

全国共通おこめ券

全国共通おこめ券

では、おこめ券の使い方を見てみましょう。

おこめ券の使い方(基本編)

おこめ券の表面には「1Kg」と書かれていますが、実際には1kgのおこめとは交換できません。

ややこしいですが、実際には、おこめ券は、「額面440円の商品券」として使うことができます。中途半端な金額に戸惑いますが、使い方は普通の商品券と同じです。お米のブランドや値段に関係なく1枚あたり440円分の支払いに使うことができます。足りない分は現金などで差額を支払います。

なお、表面に書かれている「1Kg」は、あくまで交換の目安とのことですが、最近ではお米1kgは1000円前後するので、あまり意味のない表記ですね。

お釣りはでるか?

440円未満の支払のときに、お釣りを出すかどうかは店舗ごとの判断にゆだねられています。お釣りの出る店舗がほとんどですが、実際に使えるかどうかは、店舗に問い合わせしないとわかりません。

有効期限は?

おこめ券には有効期限がありません。昔のおこめ券は額面が違うものがありますが、使い方は同じです。

使えるお店はどこ?

お店に「おこめ券取扱店」の表示があれば間違いなく使うことができますが、そうでなくても、「お米(精米)」を販売している小売店(食品スーパーなど)では、ほとんどどこでも使えると思ってかまいません。

ただし、コンビニでは使い勝手は悪く、おこめ券が使えるのはファミリーマートだけです。その他のコンビニでは、お米が売っていても、おこめ券は使えないので注意が必要です。また、ファミマの場合は店員が不慣れなこともあるので要注意です。

おこめ券の便利な使い方

さて、この商品券は「おこめ券」という名前はついているものの、実際には、食料品を取り扱うお店であれば、何の支払にも使える場合が多いです。

また、食品の購入以外に使えるお店もあります。

ドラッグストアで使う

おこめ券が使えるドラッグストアは多く、こういったドラッグストアでは食品だけでなく日用品の購入にも使えます。お酒やトイレットペーパー、洗剤などの日用品の購入に使えるのなら、お米を買わないという人でも使い道が出てくるのではないでしょうか。

おこめ券が使える有名なドラッグストアチェーンの一覧です。(当サイト調べ)

  • スギ薬局…店舗によっては、お米を含む買い物にしか使えないとのこと(2017年の情報)
  • クリエイトSD
  • 富士薬品グループ(ドラッグセイムスなど)はお釣りは出ない
  • クスリのアオキ

ウエルシア薬局に問い合わせたところ、ウエルシアの場合は、店舗によって異なるとの回答をいただきました。(2016年9月)なお、どこのドラッグストアでも処方箋や自治体指定ゴミ袋など一部商品の支払には使えません。また一回の利用枚数に制限のあることもあります。

マツキヨではお米を含めたお買い物の時にだけ使えるとのことです(2017年12月)

東横インで使う

ビジネスホテルの東横インでは、おこめ券を含め商品券で宿泊費の支払いができます。おこめ券は額面通り1枚で440円分の支払いになります。注意点としては、東横インでは折れたり汚れたりした商品券は使えないとのこと。

ドン・キホーテ

ディスカウントストアのドンキでも利用可能です。ドン・キホーテでは食品の支払だけでなく、何を購入するときにも使うことができます。(Amazonギフトカードのような一般的に商品券で買えないものは不可)

おこめ券の入手方法

新品のおこめ券は全米飯のWebサイトで買うことができます。

新品を買うと500円

440円の支払ができるおこめ券ですが、実はおこめ券の定価は500円です。差額の60円は発行手数料ということになっています。自分で買って、自分で使うと損するので、こういう使い方をする人はいません。

金券ショップで安く買う

金券ショップでは、誰かが持ち込んだおこめ券が比較的多く流通しており、440円より安い値段で売っています。交通費で無駄にならず、日用品、食料品の購入に使えるなら、中古のおこめ券を使って少しお得に買い物ができます。

金券ショップに売る

金券ショップに売り払うと、買取り価格は440円より安くなってしまいます。400円~420円ぐらいでの買取になります。絶対に食料品に使わず、近所に使えるお店もないという場合だけ、金券ショップへ持ち込んだ方がよいでしょう。安く売るぐらいなら、自分で使ったほうが良いです。

まとめ

スーパーやドラッグストアなどでお米に限らず、食料品の購入に使うのがおこめ券の便利な使い方。「どこのお店で使えるのか、何の購入に使えるのか」がわかりにくいという弱点があるため、使う前に店舗に確認しておくのがよいでしょう。有効期限もないので、大量にある場合でもあせらず少しずつ使いましょう。

おこめ券で、食生活を豊かにしましょう。

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